Light & Will『 Japanese Basketry vol.4 』 2026.1/24-2/8
- mail9954
- 3 日前
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Light & Will
日本の籠 vol.4
2026. 1/24 sat - 2/8 sun
13:00-18:00 木曜休
日本の籠を探求しはじめて、かれこれ 11、12年程が経ちました。
はじめは主に竹細工を求め、信州、九州、南房総、東北などを巡りました。程なくして秋田でとある樹皮籠に出会い、その籠と作り手の魅力に惹かれてから、わたしの籠の探求は樹皮籠が中心になっていきました。
探求と言っても、その基盤には50、60年以上の職人歴を誇る名工がいらっしゃるからこそ。名工が今まで作られてきた籠がはじめにあり、それを基にわたしが案を上げ話し合います。素材的または技術的に難しい籠も数々お願いしてきました。
その結果は数ヶ月後に届く箱の中を見てはじめて分かりますが、毎度毎度心躍る籠が届くものです。一つ一つ開梱するたびに心でステップを踏み、時にはターンをして、感動のあまり躍ることを忘れ見惚れてしまいます。
90歳を超えた名工は未だ好奇心が広く、お会いする度に次に作ってみたい新しい籠の案を話してくれます。昨年も山桜の樹皮を採取するために山に同行させていただきましたが、泥濘んだ急な斜面の藪をすたすたと登っていく女性の姿を見て改めて驚いたものです。
昨年三度目となった山桜籠の制作、この籠に関してはわたしも手を動かし名工と共に形にしますが、即興制作で、採取してきた山桜の樹皮一枚一枚の厚みや畝り具合などを見ながら名工と籠の形を決め、作業を分担して次々と制作していきます。毎回制作する籠の数は20〜30点程、残った材料は譲っていただき、日々小さな皿や寸胴にしています。
今展では、山桜、山葡萄、沢胡桃、瓜肌楓の樹皮籠をはじめ、わたしが籠に初めて興味を持つ切っ掛けになった根曲竹の籠をご紹介いたします。
それらの籠はあくまでも作品ではなく、身近な生活の中にある、そのような「日本の籠」であると嬉しく思います。
Light & Will 前田尚謙
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Light & Willの籠展は今回で4回目、企画展を含めるとちょうど10回目になりました。
毎回最後と言いながら続けているのは、籠が好きである以上に、前田氏が手掛ける籠に魅かれることが大きいかと思います。
作り手としても技術を持ちながら、名工の仕事に敬意を払い、自身は前に出ないそのあり方も含めての美しい仕草、
自然に対しても同じく、あえて苔を残したまま作られるこの山桜の籠は、そのことを物語っているようです。
今回は最後とは言いません。どんな籠が届くのか、是非ご覧いただけますと幸いです。
kankakari
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kankakari
京都市北区紫野下築山町15
070-1871-1010
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